レジリエンス工学研究センター 教員紹介

レジリエンス工学研究センター 教員紹介

元橋 一之 Kazuyuki MOTOHASHI
所属: レジリエンス工学研究センター
役職: 教授 
生年: 1961 
出身: 大阪府
URL: http://www.mo.t.u-tokyo.ac.jp/
 

研究概要

イノベーション(技術的シーズを経済的価値につなげるプロセス)に関する実証研究として、国際的な日本の産業競争力といったマクロな視点から企業内の技術経営のあり方といったミクロな視点まで幅広いテーマについて研究を行っています。社会的ニーズの高い問題を取り上げ、最新のデータや計量分析的アプローチを用いた政策立案や企業経営を行ううえで意義が高い、本格的な実証研究を目指しております。特にIT産業や医薬産業などのハイテク産業にフォーカスし、米国や中国との比較など国際的な視点から研究活動を行っていることが特徴です。

研究紹介

■知的財産とイノベーションに関するミクロモデル

企業における研究開発投資のインセンティブと知的財産の活用方法(自社実施、ライセンシングなど)に関するミクロモデルを構築し、知的財産活動調査(特許庁)などの統計データを用いて理論モデルの検証を行っています。

■発明者ネットワークを用いた技術経営マネジメントの研究

特許データの共同発明の情報を用いてイノベーションの協業に関する社会ネットワーク分析を行っています。また、ネットワークの特性とイノベーションのパフォーマンスに関する関係について分析し、企業における研究開発チームのあり方について提言を行っています。

■海外インフラ事業のリスク分析とビジネスモデリング

新興国におけるインフラ事業(鉄道、高速道路、水、電力事業に関するPPP事業)に関するリスク分析を行い、マルチエージェントシミュレーションによって、最適な事業組織の検討を行っています。

主要論文・書籍

・『日本企業のグローバル戦略』、東京大学出版会、2013年3月
・『日本のバイオイノベーション』、白桃書房、2009 年11月
・『Productivity In Asia: Economic Growth and Competitiveness』Edward Elgar Publishing,  2007/12
・『ITイノベーションの実証分析-日本経済のパフォーマンスはどう変化したか』、東洋経済新 報社、2005年3月
・『日本経済:競争力の構想-スピード時代に挑むモジュール化戦略』、日本経済新聞社、2002 年 12月